いかのおすし
2013.12.19
突然ですが…
不審者と聞いてどんな人物を想像しますか
性別は…?
年齢は…?
容姿は…?
想像出来ましたか?
先日、防犯に関する講義を受け同じ質問をされ、全国的にほとんどの人の回答が、
性別…男
年齢…30代くらい
容姿…暗いイメージ・サングラスや帽子・凶器(何かを)を持っている
様子…陰にひそんでいる。こっそりとしている。
だったそうです。
「そんな人、本当にいますか?」
そうなんです。イメージばかりが先行してしまっているようです。
この質問を子ども達にも行い、実際に絵を描いてもらったところ…
ほとんどの子ども達が黒い服にメガネ・サングラスでした。
そんな中、まったく異なるイメージを描いてくれたお友達もいます。
明るい服装に優しそうな顔、とってもおしゃれ。
信じてしまいそうな大人が本当は……
何て悲しい世の中だと嘆いていても仕方ありません。
たくさんの子ども達を預かる園としても、防犯教育の方法を見直さなければと痛感致しました。因みに、女性を描いた子は一人もいませんでした。
この後、防犯に関する映像を子ども達も見ました。
「い」「か」ない!
「の」らない!
「お」おごえだして!
「す」ぐにげて!
「し」らせる!
「い・か・の・お・す・し」
また、大人から逃げる方法として「ジグザグダッシュ!」などの紹介もありました。
「おにごっこ」を今の子ども達は昔ほど遊ばないそうです。
防犯訓練の時だけではなく、日頃の体を動かす「遊び」の中で学ぶものを再度見つめなおしましょう。
冬休みに入り、クリスマスや年末年始とお出かけする機会も増えると思いますので、ぜひご家庭でも防犯について考えてみて下さい。
みんな真剣でした。